これまではペンタックスの誇る至宝の銘玉FA31mmF1.8AL Limitedを好んで使用していましたが、単焦点レンズはイベントでの取回しが悪いのと、愛車撮影にもう少し広角寄りなレンズを検討していたこともあり、トレードオフという苦渋の選択でこのPENTAX DA★16-50mmをシステムに加えました。
DA★16-50mmはFA31mmに比べ大きく重くK-5に装着するとフロントヘビーですが、適度な重量が手に心地良くホールディング性は抜群だと思います。
防塵防滴仕様というのも魅力的で過去所有のK-5との組み合わせではフィールドを選ばず撮影ができます(^^)
さて、気になるDA★16-50mmの描写はシェークダウン時から広角側が冴えない気がしていました。しばらく、そんな疑問を持ちつつ撮影を続けていると、購入後3ヶ月くらいでしょうか?急にAFが迷うようになり激遅に…翌日には完全に沈黙してしまいました(ノ∀`)
フォーラムでの診断は某掲示板で良く報告されていたSDM故障。ちなみにこのSDMの問題は解決していて、2012年以降製造のレンズは対応済みとのことでしたが、自分のレンズは2014年に再び壊れたので、実際のところはどうなのか疑問を持たざるを得ません。
話は戻り、購入後半年くらいでしょうか?上の検証写真の左右の文字(Blu-rayと志熊理科辺り)を見比べてもらうと分かると思いますが、今度は片ボケで工場送りとなりました(ノ∀`)
じゃじゃ馬レンズとは聞いていましたが、1年と経たずに2度も修理送りになるとは思いませんでした。購入予定の方は新品購入で保証期間内に使い倒して問題解決しておくことをオススメします。今ならスターレンズ&F2.8通しに拘らなけば、評判の良いHD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRの方が無難かも知れませんね(^^ゞ
さて、最初からトラブル続きだったDA★16-50mmですが、ローパスフィルターレスのK-5IIsとは相性が良いようで、片ボケ調整後も甘さが残る広角側周辺が見違えるほどスッキリと解像するようになりました(^^)
この後も2013年に前ピン、2014年に再びSDM故障と問題は絶えませんでしたが、すべての問題を放置し「このツンデレレンズめ〜」と何だかんだK-1購入まで使い倒しましたw
以下、DA★16-50mmで撮影した写真のいくつかをご紹介します。
広角側16mmは想像以上に広く写るので大体のシーンはこのレンズ1本で事足ります。
先にも述べましたが、K-5IIsとの組み合わせでは広角側周辺がスッキリ解像するようになりました(^^)
愛車撮影は思った通り広角ならではのパースが付いて良い感じです。
望遠側はさすがはスターレンズと思える写りで購入当初から好印象でした。
DAスターレンズは防塵防滴仕様なので多少の雨くらいなら安心して撮影を続けられます。
混雑でポジション取りが難しい東京モーターショーなどでは、何だかんだ言ってもズームレンズが便利ですね(^^)
今となってはレイヤーさんをDA★16-50mmで撮影していた時期が懐かしいですw
約5年間でしょうか?最後の方はSDMが壊れMFで使用し続けたDA★16-50mmでしたが、K-1導入後は使用頻度が激減したため手放しました。