PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM

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PENTAX DA★16-50mm F2.8 ED AL IF SDM
PENTAX DA★16-50mm F2.8 ED AL IF SDM

これまではペンタックスの誇る至宝の銘玉FA31mmF1.8AL Limitedを好んで使用していましたが、単焦点レンズはイベントでの取回しが悪いのと、愛車撮影にもう少し広角寄りなレンズを検討していたこともあり、トレードオフという苦渋の選択でこのPENTAX DA★16-50mmをシステムに加えました。

PENTAX DA★16-50mm F2.8 ED AL IF SDM
PENTAX DA★16-50mm F2.8 ED AL IF SDM

DA★16-50mmFA31mmに比べ大きく重くK-5に装着するとフロントヘビーですが、適度な重量が手に心地良くホールディング性は抜群だと思います。

忍野村お宮橋より桜と富士山 | PENTAX K-5&DA★16-50mm
忍野村お宮橋より桜と富士山 | PENTAX K-5&DA★16-50mm

DA★16-50mmの描写はというと、望遠側は解像感もあり流石はスターレンズといった印象でしたが、広角側は解像感がなくモヤっとした何とも冴えない印象でした。じゃじゃ馬との風評が高いレンズだけに、自分の撮り方が悪いのでは?と、ピント位置を変えるなど色々と試しながら撮影を続けていましたが、購入後三ヶ月くらいでしょうか?急にAFが迷い始め動作が激遅になり、翌日にはAF動作すらしなくなってしまいました。

フォーラムでの診断は某掲示板で良く報告されていたSDM故障。ちなみにこのSDMの問題は解決していて、2012年以降製造のレンズは対応済みとのことでしたが、自分のレンズは2014年に再び壊れたので、部品交換でなんとかなるレベルではなかったのかも知れませんね。

余談ですが、この試行錯誤時に一度目のAFは少しピンが甘く、再度AFするとジャスピンになることが多いと気付き(真偽はもちろん不明)、何回かAFさせる癖がついてしまい今も抜けていません(汗)

PENTAX DA★16-50mmの片ボケ検証写真
PENTAX DA★16-50mmの片ボケ検証写真

さらに購入後半年くらいでしょうか?上の検証写真の左右の文字(Blu-rayと志熊理科辺り)を見比べてもらうと分かると思いますが、今度は片ボケで工場送りとなりました。一年と経たずに二度も修理送りになるとは…流石はじゃじゃ馬レンズ(涙)

三ツ峠山より紅葉と富士山 | PENTAX K-5&DA★16-50mm
三ツ峠山より紅葉と富士山 | PENTAX K-5&DA★16-50mm

片ボケ調整後も広角側周辺には甘さが残る感じでしたが、二度の工場送りを経てようやくまともに使えるようになりました。

広角16mmは想像以上に広く写るので大抵のシーンはこのレンズ一本で事足ります。

AW(防塵防滴)仕様というもの魅力的で、防塵防滴仕様のK-5K-5IIsとの組み合わせでは、フィールドや天候を選ばず撮影することができました。

大橋はるかさん@東京ゲームショウ2012 | PENTAX K-5&DA★16-50mm&AF540FGZ
大橋はるかさん@東京ゲームショウ2012 | PENTAX K-5&DA★16-50mm&AF540FGZ

望遠側は70mmだったら…という声も多いようですが、50mm(35mm換算で75mm)という焦点距離はお姉さんの撮影には最適でした。きっちり寄れていればF5.6まで絞っても背景が適度にボケますし(というか、何故F5.6まで絞ったのかは覚えていませんが)。

コスプレはほとんど単焦点レンズ(D FA★50mm)で撮影している今となっては、DA★16-50mmで撮影していた頃が懐かしいです(笑)

新倉山浅間公園より桜と富士山 | PENTAX K-5IIs&DA★16-50mm
新倉山浅間公園より桜と富士山 | PENTAX K-5IIs&DA★16-50mm

ローパスフィルターレスK-5IIsと相性が良かったのは嬉しい誤算で、片ボケ調整後も甘さが残った広角側周辺が見違えるほどスッキリと解像するようになりました。

初年度のSDM故障と片ボケを修理した後にも、2013年に前ピン、2014年に再びSDM故障と問題は絶えないDA★16-50mmでしたが、すべての問題を放置し「このツンデレレンズめ」と、何だかんだK-1購入まではMFレンズとして使用し続けました(笑)

(2021年1月2日追記)

HD DA★16-50mmF2.8ED PLM AW 開発発表

https://www.youtube.com/watch?v=vXd47-xBXSU

HD DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」が2021年に新世代スターレンズとして発売予定とのことです。DA★16-50mmの泣き所のSDMが評判の良いPLMに置き換えられ、新世代スターレンズ基準で最高レベルの性能を目指して開発されていると言うことで期待が膨らみます。

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